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行政書士による墓じまい代行サービス(改葬許可申請)

「墓じまい」(改葬許可申請)とは?

先祖の「お墓」について、家族の中で後取りがいなくなったり、遠方に住居を移して管理が難しくなったりといった様々な理由で、そのお墓を今ある場所から他の場所へ移転したり、廃止したりすることを「墓じまい」といいます。近年、核家族化が進んだことや宗教観の広がりにより、「後取りがいない」ということも珍しくなくなり、「墓じまい」する人が増えています。厚生労働省の発表によりますと、2016年で年間約9万件にも及ぶ「墓じまい(改葬許可申請)」があったそうです。

 

「墓じまい」にはトラブル多く、その数は1396件!(2016年)

独立行政法人国民生活センターの発表によると、「お墓」に関して下記のような相談が寄せられています(国民生活センターホームページ http://www.kokusen.go.jp/soudan_topics/data/sougi.htmlより転載)。近年ではトラブル事例もやや減少傾向にあるものの、未だ年間1000件以上のトラブルが発生しています。

墓じまいトラブル事例(国民生活センターHPより転載)

  • 亡くなった父が契約をしていた霊園で指定業者以外に墓石建立等を依頼すると追加費用がかかると言われ納得いかない。
  • 突然、寺から墓石の撤去料と10年分の管理料として高額な請求通知が届いた。どうしたらいいかわからない。
  • 20数年前に建てた墓の囲いの基礎が不十分で墓が倒れそうだ。石材店は倒産して霊園の管理会社は対応しない。どうしたらよいか。
  • 宗派を問わない墓地を購入したのに途中で指定宗派に変更するよう通知が来た。契約金や管理費を返金してほしい。
  • 墓地の管理をしている石材店が地震で倒れた記名塔を勝手に作り直して請求書を送ってきた。支払わなければならないか。
  • 地震で墓が全壊した。墓地の管理会社に5年以内に再建しなければ権利が消滅すると言われ、納得できない。
  • 家族が霊園の抽選に当たり、昨日墓石業者と620万円の契約をした。調べたところ、同じ条件の墓石は半額であることがわかった。解約させたい。
  • お墓の申込金を10万円支払った後、墓石業者から「白紙撤回する」と言われて解約する事になったが申込金を返してくれない。不満だ。
  • サンドブラストで彫る約束だった墓石が、引き渡されて確認したところ通常の彫り方だった。約束通りサンドブラストでやり直してほしい。
  • 菩提寺から依頼され、母が家族の墓を移動させた。母はこの工事が無料だと思っていたが、寺から囲いを変えた料金として30万円の請求を受けた。減額されたが、見積りや明細がない。支払いを拒めないか。

「墓じまい」に関するトラブルを防ぐにはどうすればいいの?

上記のような「墓じまい」に関するトラブルを防ぐには、墓じまい(改葬許可申請)について代理人として手続きを行うことができる国家資格者「行政書士」に依頼することが一つの解決策です。トラブルが起こってしまう背景には、「こういうものだから」という非常にあいまいな慣習と、「ご先祖様は大切にしたい」「お寺さんと揉めたくない」という祭祀承継者様の想いがあります。しかし、だからといって消費者である方々が弱い立場のままでいる必要はありません。「きちんと納得できるようにお寺さんと対等に付き合う」という姿勢がとても大事ですが、心理的に抵抗がある場合は、行政書士へ依頼してみてはいかがでしょうか。

 

行政書士に「墓じまい」の代行を依頼すると得られる5つのメリット

(1)国家資格者であり、法律で「守秘義務」があり、個人情報の漏洩はありません。

(2)特定の寺院や墓石業者との癒着がなく、第三者の専門家でもあり公平性があります。

(3)「改葬許可申請」について、申請人(祭祀承継者)から報酬を得て代理人として申請することは、「行政書士」の独占業務(行政書士法第1条の3)に該当します。役所への手続きで平日に休みを取ることなく、スムーズに手続きを進めることができます。

(4)民法にも精通しており、法律上や墓地使用契約上何ら根拠のない不当・不法な請求(離檀料等)を未然に防ぐことができます。

(5)第三者として入ることで、心理的・精神的な負担を和らげることができます。

 

「墓じまい」代行サービスはどうやって進んでいくの?

行政書士法人エベレストでは、次の大まかな流れで「墓じまい」を進めてまいります。

※個別の事情により、「墓じまい」の進め方がやや異なる場合がございます。

①お問合せ(初回無料相談) ※お電話又はメールでもご相談頂けます。

「墓じまい」について困ったら、まずはお気軽にお問合せ下さい。全国の行政書士とネットワークを組み、全国での「墓じまい」対応を実施しております。

②移転(改葬)前墓地の特定及び移転(改葬)先の決定

「墓地の管理者がわからない」というご相談も多数寄せられております。難しい事例になりますが、解決できる場合がありますので、お気軽にご相談ください。また移転(改葬)先が決まっていない場合、移転(改葬)先の決定のご支援、契約内容のチェック等も致します。

③お墓の撤去費用等の事前見積書の交付(※ここまでが無料です!)

「墓じまい」に関する撤去費用等の諸費用について、「事前」に「書面」で提示致します。あとから「墓じまい」に関して「高額な費用が発生することはございませんので、ご安心ください。

※墓地使用契約により、指定墓石業者が契約書の中で既に決められている場合が多くございます。

 

④行政書士法人エベレストとの改葬許可申請の事務委任契約の締結(依頼)

書面での「墓じまい(改葬許可申請)」のお見積りにご納得いただけましたら、東京・名古屋・大阪の行政書士法人エベレストが墓じまい代行サービスがスタートいたします。各書への「墓じまい」手続きをスムーズに進めるため、権限明示書類となる「事務委任契約」を締結させて頂きます。

⑤移転前墓地管理者及び移転先墓地管理者との協議・業者手配

「墓じまい(改葬許可申請)」に関する委任契約に基づき、関係各所と協議を進め、適切な工事業者を手配致します。※お墓の取り違えがないように、本人確認や現況確認を徹底致します。

⑥管轄の市区町村長へ「改装許可申請」及び「許可証」の代理受領

「墓じまい」に必ず必要となる「改葬許可申請」を移転前の墓地を管理する市区町村役場(保健所)に代理申請を行います。墓地管理者の埋葬証明印についても代行して取得し、平日に休むことなく、大切な「墓じまい」をスムーズに代行します。

 

※市区町村ごとにやや手続きや解釈は異なりますが、「手元供養」をする場合は、菩提寺へ「預骨(よこつ)」する場合は、「改葬」には該当しないため、改葬許可申請が不要(受理されない)という取り扱いがなされる場合がございます。

⑦お墓の撤去(お骨の回収)・閉眼供養

「墓じまい(改葬許可)」の行政手続きが無事に済んだら、お墓の撤去及び原状回復を行い、墓地管理者に墓地を引き渡します。また閉眼供養を行い、ご先祖様のご遺骨を回収致します。

⑧開眼供養(移転先墓地の使用開始) ※「墓じまい」手続き完了

新しい納骨先にて「開眼供養」を行い、ご遺骨のお引越しが終わったら、「墓じまい(改葬許可申請)」手続きの完了です。

 

「墓じまい(改葬許可申請)」代行サービスに必要な費用はおいくら?

「墓じまい」に必要な費用は、次の3種類に分かれます。

①お墓の撤去及び原状回復、運搬に関する費用

これは、「墓石の大きさ」や「場所」に応じて異なります。最も小さいお墓でも8万円前後、大きいものでは、30万円以上かかることもあります。また墓地使用契約において「墓じまい」に係る工事業者が指定されているケースでは費用が高額になりがちですので、注意が必要です。

 

②閉眼供養・開眼供養など、ご供養に関してお寺さんへ支払う費用

こちらは宗派によって異なります。お付き合いのあるお坊さんがいれば、そちらへご相談いただく必要があります。全く縁がない場合は、新しい納骨先管理者へ確認を行います。墓地管理料の未納がある場合を除き、法外な「離檀料」を請求されないように注意が必要です。

 

③行政書士法人へ支払う「墓じまい」の事務手数料(報酬)

墓地の場所や調査に係る工数に応じて費用が異なりますが、概ね12万円~18万円前後の行政書士報酬(墓じまい手数料)となります。事前に書面で見積書を添付いたしますので、ご安心ください。なお、相続手続きに関するご相談料が無料となる特典付きです。