在留申請手続きのオンラインがスタート!
表題の通り、「在留資格申請手続き」について、「オンライン申請」が認められることとなりました。関連記事については、下記リンク先でもご確認頂けます。
【出入国在留管理庁】在留申請手続のオンライン化がスタート!!
【入管ビザ申請】オンライン化の背景は?
2018年6月に閣僚決定された「未来投資戦略2018」において,「外国人を適正に雇用し,また,外国人雇用状況届出等を履行している所属機関を対象に,外国人本人に代わって手続を行うことを可能とする在留資格手続上のオンライン申請を本年度から開始する」とされたことを踏まえ,法務省では,在留資格手続のオンライン化を検討してまいりました。
また,本年3月29日,在留期間更新許可申請等をオンラインで行うための事前申込手続の受付を開始します。なお,オンラインにおける申請そのものの受付は本年7月中に開始する予定です。
いつから受付開始?事前準備はいつからできる?
オンラインでの手続きを行うには、事前に「利用申出」をすることが必要となります。この利用申出の受付については、2019年3月29日(金)から受付が開始されます。会社所在地の最寄りの地方入国管理官署にて必要書類をご提出ください。無事に「承認」がなされると、メールにて利用のための「ID」が付与されることとなります。
なお、実際に「オンライン申請」が受理されるのは、「2019年7月25日(木)」からとされていますので、それまでの間に準備を進めると良いでしょう。
【入管ビザ申請】オンライン申請(電子化)のメリットは?
オンライン化には、以下のメリットがあります。
(1)窓口に出向く必要が無く、自宅やオフィスから手続き可能!
→これまでは混雑している3時間以上待つことも珍しくありませんでしたが、そういった待ち時間を経ることなく、申請できるようになるのは忙しいビジネスパーソンにとっても大変大きなメリットになりますね。
(2)利用料金は不要!
→持参の場合、現地までの交通費が必要でしたが、オンライン申請であれば、インターネットを用いる通信料のみで申請することが可能です。事前登録の手間はありますが、利用料が必要になることはありません。
(3)24時間利用可能!
→これまで持参する際は開庁時間である平日夕方16時までの間に持ち込むことが必要でした。当然、土曜日や日曜日、祝祭日については受付してもらえません。日中はお仕事や子育てで忙しい方にとってはとても不便でしたが、これもオンライン化によって改善されることとなります。
【入管ビザ申請】対象となる外国人の在留資格及び対象手続きは?
2020年3月以降、対象手続きが拡大されたため、制度開始時点では対象外だった「特定技能」も追加されることとなりました。なお、対象は広がってはいるものの、事前にオンライン申請の利用申出が必要になったり、定期報告等が必要になるなど、多数の外国籍労働者を抱える企業以外の企業にとっては、あまり使い勝手が良い制度にはなっていません。詳細は右のパンフレットをご覧ください。
どんな人がオンラインで手続きできるの?対象となる利用者は?
その他オンライン申請に関してのよくある質問(Q&A)について
よくある質問(Q&A)について、法務省(出入国在留管理庁)にて下記ファイルにまとめてくださっているため、上記以外にご不明な点は次の添付ファイルをご確認ください(※2020年3月以降の対象拡大に合わせて差し替えました)。