最終更新日:2024年4月8日(月)
文責:行政書士 野村 篤司
在留資格申請の際にもらう「申請受付票」とは?
在留資格に関する変更許可申請や更新許可申請、認定証明書交付申請等を行い、提出書類に大きな不備がなく「受付」されたときにもらえる書類(紙)が「申請受付票」です。文字通り、「申請」を「受け付けた」ことを証する重要な書類です。
「申請受付票」には何が記載されている?
申請受付票には、上の参考画像のとおり、
①申請を受け付けた日(年月日)
②申請者名(+申請件数)
③受付番号
④注意文言(お知らせ)
⑤出入国在留管理局の連絡先
の5点が明記されております。この中で、特に「③受付番号」は、膨大な申請を監理するために重要な番号となりますので、申請受付票を受け取ったら写真に撮っておくなど、しっかりとした管理が重要です。この番号がわかっている場合は、審査状況の確認等がスムーズに行われます。
申請受付票を紛失!どうしたらよい!?在留カードがもらえない!?
申請が受け付けられてから数週間(長いと数カ月)が経ち、審査の結果が判明すると、申請した出入国在留管理局から、「結果をお知らせしますので、〇月〇日までに、下記の書類と併せて〇階〇番窓口へお越しください」という結果通知ハガキ(※下の画像参照)が届きます(※なお、在留資格認定証明書交付申請の場合は、認定書が郵送されますので、このハガキは届きません)。
この通知はがきでは持参が必要な書類として「申請受付票」がありますが、これを紛失してしまった!というお問合せを良く頂きます。申請受付票を紛失してしまった場合、再発行はできるのでしょうか?それとも、在留カードを発行してもらえずに、申請が出し直しになってしまうのですか?
結論:申請受付票(※再発行不可)が無くても、在留カードは発行可!
結論を申し上げますと、紛失していた場合は、指定された窓口で「申請受付票を無くしてしまいました。。」と正直に告げましょう。
特にお咎めはなく、あっさりと在留カードの交付(※通知はがき内に、申請手数料として金額欄にチェックが入っていれば、まず許可されたと思って構いません。)が受けられます。
なお、申請受付票を紛失しても問題ないからと言って、管理を疎かにしていいわけではありません。焦ってしまわないように、申請受付票をもらったら、紛失しないようにしっかりと管理しましょう。